CentOS LiveCD 5.1 リリースノート
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1. 翻訳
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2. はじめに
CentOS開発チームはCentOS 5.1 i386 LiveCDをリリースします。 このLiveCDはCentOS 5.1 i386版がベースになっています。
CentOS 5 i386 LiveCDは、以下のCentOSミラーからダウンロードすることができます。
http://isoredirect.centos.org/centos/5/isos/i386/
- ファイル名: CentOS-5.1-i386-LiveCD.iso
- サイズ: 720766976
- MD5値: 32de2ac951b3f50144d833241eaf0100
- SHA1値: 0912d455d0192fe3823bcb17795d2e0186a47d43
私たちは、CentOS 5.1 LiveCDのイメージを作るにあたり、Fedora livecd-tools projectが提供するツールを使いました。このツールの利点は以下のようなものがあります。
- すべてのディレクトリが書き込み可能です。
- LiveCDを作るまでのプロセスが簡単です。
- LiveCDイメージをUSBドライブに転送できます。
3. 収録されているパッケージとアプリケーション
LiveCDを使うことで目の前のマシンをワークステーションとして使えます。 以下のソフトウェアが収録されています。
- openoffice.org 2.0.4
- firefox 1.5.0.12
- thunderbird 1.5.0.12
- pidgin 2.0.2
- scribus 1.3.3.2
- xchat 2.6.6
- k3b 0.12.17
- gimp 2.2.13
レスキューCDの用途として使えるよう以下のツールが収録されています。
- memtest86+-1.65
- LVMとRAIDに関するコマンドラインツール
- QTParted
- Nmap and NMapFE
- traceroute
- Windowsのフォルダ共有に接続できるようCIFSをサポートしたカーネルとsamba 3.0.25b
- システムログビュアー
- GUIベースのハードウェアデバイスマネージャ
4. 既知の問題点
- SATA接続のCD-ROMドライブでは起動しないことがあります。
- ブートオプションの「Boot from local drive」は環境により機能しないことがあります。
- USB接続のCD-ROMドライブではデフォルトのブートオプションのみ動作します。
- 起動時に以下のようなメッセージが表示されることがありますが、システムに問題はありません。
memory for crash kernel (0x0 to 0x0) not within permissible range
udevd[xxx]: add_to rules: unknown key 'ATTRS{media}'
- ログイン画面で「User centos will login in 10 secondscentos」と間違ったメッセージが表示されます。
これは既知のバグです。(bug #1996)
- サスペンド状態に入った後にレジュームを行うとシステムが不安定になることがあります。
5. ネットワークインストール
Live CDの起動オプションに"Network Install"という項目がありますが、このオプションで起動すると、"CentOS-5.1-i386-netinstall.iso"というISOファイルと同じ動きをします。 このオプションを使うことで、FTP、HTTP、NFS、CD、ハードディスクなど任意の方法でインストールすることができます。 詳しくは以下のURLをご確認ください。
http://www.centos.org/docs/5/html/5.1/Installation_Guide/s1-installmethod.html
(NFS、CD、ハードディスクからのインストールは、全てのCentOSツリーもしくはISOイメージが必要となります。LiveCDのメディアだけではインストールを行うことができません。)
もし、LiveCDからインターネットを通じて、HTTPやFTPなどの方法でインストールする場合、以下のURLを確認することで近くのサーバーを見つけることができます。
http://www.centos.org/modules/tinycontent/index.php?id=13
HTTP経由でネットワークインストールを行う際、もし、あなたが理化学研究所のサーバーを選ぶとすれば以下のURLがブラウズできることを確認してください。
http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/os/i386/
HTTPインストールを行う際に以下の情報を入力してください。
Server: ftp.riken.jp Path: Linux/centos/5/os/i386
他の場所からインストールを行うには、サーバー名とパスを読み替えてください。
6. コミュニティの参加
CentOSユーザとして、あなたもいろいろな方法でCentOSコミュニティに貢献することができます。
6.1. CentOS LiveCD project
CentOS LiveCDは、CentOS LiveCD projectにて開発を行っています。このサイトでは様々なトピックを取り上げています。
- LiveCDを制作するためのツールセットの取得方法
- LiveCDイメージの作り方
- フラッシュメモリへのLiveCDイメージの転送
- LiveCDのカスタマイズ方法
6.2. メーリングリストとフォーラム
あなたがこのコミュニティで他のユーザを助けることができる別の方法はメーリングリストかフォーラムに1つでも参加することです。そして、活発にユーザの問題を解決してください。そして、他のユーザと解決策について議論してください。
7. 謝辞
我々はこの製品に対するたくさんの人々の協力に感謝します。
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